5/19週の米国株決算と先週までの状況

先週までの状況

FactSetによると、S&P 500のうち92%が決算を発表し、EPSでは78%が、売上では62%がポジティブサプライズとなっています。EPS、売上共に先週と同等で、EPSは10年平均の75%を上回っていて、売上は10年平均の64%を下回っています。今期は、売上は低調なものの利益はしっかり出せているという結果になりそうです。

S&P 500の2025Q1の利益成長は13.6%となり、先週よりさらに改善。12ヶ月先予想PERは21.4となっています。直近の株価上昇に伴い毎週PERが上昇し、5年平均の19.9、10年平均の18.3より高い値を継続しています。

今期決算を発表した451社のうち、実に91%の企業が決算説明会で関税(”tariff” or “tariffs”)という言葉を使用していたようです。中でも消費財、素材、不動産セクターでは、100%の企業が関税に言及していました。今期の決算では、関税の影響についての関心の高さが示されました。

今週の注目決算

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5/20(火)寄り前HDホーム・デポ
5/21(水)寄り前MDTメドトロニック
TGTターゲット
引け後SNOWスノーフレイク
5/22(木)引け後INTUインテュイット

先週のウォルマート<WMT>に続き、ホーム・デポ<HD>、ターゲット<TGT>等、小売系の決算が続きます。

来週は、5/28にエヌビディア<NVDA>、5/29にコストコ・ホールセール<COST>の決算発表が控えています。そこが終われば今期の決算は一段落でしょうか。週末にムーディーズが米国の信用格付けを最上位から引き下げるといった悪材料が出ていますが、このままEPS成長を続け、株価上昇に繋げて欲しいところです。

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